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  • 執筆者の写真yoshimoto

「OUTSIDER」とは?



ハイレベルな外部プロジェクトに応募する学生をサポート

IT関連の勉学に努めている学生で、プログラミングが好きな方であれば、民間企業や非営利団体などが主催するハッカソンによく参加しているのではないでしょうか?


ハッカソンのように短期的・集中的に開発作業を行い、アウトプットを出して他人に評価してもらうという仕組みは非常に良く出来ていて、参加した人の開発スキルはもちろん上がりますし、アウトプットに良い評価をもらえればモチベーションも上がるでしょう。


一方、1年程度の長期的な作業を行い、途中のプロトタイプを他人に評価してもらい改善した後またプロトタイプを見せる、といったPDCAサイクルの早い外部プロジェクトもあります。ハッカソンと比較すると長期的なこともあって、参加するには比較的ハードルが高いです。


そのようなプロジェクトのうち、政府等が実施するもので代表的なものは「未踏事業」や「SecHack365」が例として挙げられますが、いずれも応募倍率が高く、応募者のレベルも非常に高いです。最終成果物や採択時テーマを見るとそう感じますが、アドバイスをくれるPMやトレーナーが業界で名だたる方々で揃っているのも、成果物のレベルが高い一因なのかもしれません。


 

**未踏事業ポータルサイト**


**SecHack365ポータルサイト**

 

こういった外部のプロジェクトで採択され経験を積むことによって、開発スキルや思考力の向上、自分の考え方やコミュニティの広がり、など多くの恩恵が得られます。外の大きな世界の動きを知り、また同年代の学生らが熱意をもって臨んでいる姿を傍らで見て刺激を受けることもあるでしょう。


ハイレベルな外部プロジェクトに応募して自らを高めていきたいと志す「挑戦する学生」を総合的にサポートするため、「OUTSIDER」プログラムは生まれました。




必要なことは全面的にサポート

生まれたばかりのプログラムなので、継続的に改善していく予定ですが、現在は主に以下の点でサポートします。


  • 応募アイディアに関して、大学発ベンチャー等からアドバイス

  • 応募に向けた資料作成のノウハウもアドバイス(添削指導あり)

  • 東京や仙台等で行われる、IT勉強会への参加等に必要な旅費を支援

  • プロトタイプ制作に必要な資金を一部支援(応相談)


応募にあたって必要なことは全面的にサポートする予定なので、何か困ったこと/迷ったことがあれば担当教員にいつでもご相談下さい。


 

**担当教員ページ**

 


外部プロジェクトの公募時期に合わせて学内で募集

未踏事業等の外部プロジェクトの公募時期に合わせて、会津大学内で定期的に募集をかけていく予定です。ただ、「OUTSIDER」プログラムに参加したい(もしくは知りたい)と思った方は、まずは担当教員へ連絡してみてください。学内の定期募集に関わらず、随時相談することも可能です。


また、対象とする外部プロジェクトの例として、未踏事業やSecHack365を挙げましたが、これらに限るつもりはなく、


" ○○プロジェクトに応募したいので、応募に向けたアドバイスや添削指導が欲しい "


といった積極的な逆提案も歓迎します。



参加するメリットは「他人への見せ方」

想定している外部プロジェクトは基本的にオープンに募集をかけるため、「OUTSIDER」に参加せずとも、もちろん個々人で応募可能です。


しかしながら、倍率の高いハイレベルなプロジェクトで採択されるためには、それなりの技術力が求められる他、他人を納得させることのできる応募資料の作成(ドキュメンテーション)能力やプレゼンスキルも必要となります。アウトプットを他人から評価・指摘されることに慣れ、他人へ見せる方法(アピールの仕方)を身に付けておくことが肝要です。


このような「他人への見せ方」に精通した人たちを、「OUTSIDER」ではメンター(※)として揃えています。学内の授業や一般的なハッカソンだけでは得られないノウハウを求めて、このプログラムに参加するのも良いでしょう。

(※)アイディアや技術、関連動向等についてアドバイス(助言)し、相談を受ける人。




コミットメントを高めることもメリット

外部プロジェクトへの応募にあたっては、アイディアのブラッシュアップやプロトタイプ制作等を事前に準備し、モチベーションの維持を続けていくことが重要になります。このような応募に向けたモチベーション維持(コミットメントを高める)を学生の独力で行うのは少しハードルが高いかもしれません。


一人だけではできない、モチベーションが続かない、自信を保てない、など悩み苦しみつつも、ハイレベルなプロジェクトに挑戦したい・成長したいと考えている学生こそ、「OUTSIDER」に参加して応募に向けたコミットメントを高めることもメリットの一つと言えます。


参加する学生に寄り添い伴走するようなプログラム内容になっていますので、アドバイスが欲しいときなどにはSlackあるいはフェイストゥフェイスで迅速にレスポンスをします。




最後に

以上、このサイトでの初の長文記事で、「OUTSIDER」プログラムの紹介でした。


この記事がきっかけで少しでも興味をもってくれる学生がいてくれると嬉しいです。興味があれば担当教員に気軽に連絡してみてください。

 

**担当教員ページ**

 

なお雑談として、「OUTSIDER」と名付けた意味はあまり深くなく、「少し"アウト"な人(外れ値)を世(外)に送り出す」といった趣旨です。アウトな人、ウェルカムです。


後日、現在参加している学生の状況なども紹介していく予定です。

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