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  • 執筆者の写真yoshimoto

これからの「OUTSIDER」について

以前のブログ記事で「OUTSIDER」プログラムの詳細について、紹介させていただきました。



 

**「OUTSIDER」とは?**


 


スモール&スローではありますが、半年ほどプログラムを動かしてきたなかで、少しずつ成果や課題が見えつつあります。今回は、これからどのようにプログラムを回していくのか考え方を載せていきたいと思います。


これまでの考え方

以前載せたとおり、プログラムの第一目的は "ハイレベルな外部プロジェクトに応募して自らを高めていきたいと志す「挑戦する学生」を総合的にサポート" することでした。


一方当然ながら、各個人にとって、外部プロジェクトに応募すること自体はあくまで通過点あるいはツールでしかなく、


 "なぜこのプロジェクトに応募するのか" といった背景や動機

 "プロジェクトに応募して今後どうしたいのか"といった目標や展望


これら自身のバックボーンとなる考え方が重要であり、プロジェクト応募が自身を捉える・成長させる機会(チャンス)になり得ても、それ自体を目的化し過ぎることはあまり有意義ではないでしょう。


もっと言うと、特定の外部プロジェクトのみにフォーカスし過ぎてアイディアを磨くのは、目的と手段の混同になりかねません。





このプログラムで叶えたいこと

プログラム発足の経緯などは既に記事にしたとおりですが、実際の奥底には雑談で述べたような、以下の想いが軸にあります。


  少し"アウト"な人(外れ値)を世(外)に送り出す


大学は基本的に、自由な発想ができる環境下であらゆる智の創出を目指すところです。多様性によるイノベーションの観点からも、少し変わった人(アウトな人)を支えることができる、その人に寄り添った方策も必要になります。


大学への不満や将来の不安をもちながらも、自己を維持・成長させることができるのは、周りの友人やコミュニティの存在のおかげと考えることもできます。「これからは個人が活躍する時代」と言われて久しいですが、一人でできることには限りがありますし、人は一人では生きていけません。


少し"アウト"な人たちは独特な思想やアイディアをもつせいで、特に孤立しがちかもしれません。もしくはリーダーシップを発揮しても中々付いてこれる人がいないかもしれません。そういった人たちを何らかの形で支えたいというのが、このプログラムのバックボーンです。





まずは環境を整えていく

少しアウトな人たちを支えるため、まずはハード・ソフト両方の環境を整えています。


<ハード面>:居場所が欲しい人のためのスペース、アイディア実現のためのパーツ類 等

<ソフト面>:相談窓口の専門教員、専門家など外部人脈へのつなぎ 等


まだまだ探っている段階でありこれらに限りませんが、実現したいアイディアや想いがあれば様々な面でサポートさせて頂きます。外部コンテストへの応募を必要条件(最終ゴール)にはしていませんので、自分のしたいことを見つめる場として使われると嬉しいです。



ちなみに、イノベーションには遊びの要素が重要と考えています。遊びの要素を入れて何か面白いことができるよう、"変な人が思いっきり遊べる"環境づくりを目指します。



(参考)ムーブメントの起こし方

参考として、有名なTED講演の 「社会運動はどうやって起こすか」(デレク・シヴァーズ)を載せます。このプログラムがアウトな人にとってのフォロワーになれれば嬉しいです。一緒に踊りましょう。




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